先日、自転車をいたずらされて後輪がパンク状態に・・・。
片道40分の道のりをえっちらこっちら自転車を押しながら帰ってくる羽目に。
「誰がこんなことをしたんだぁ~~~~!」と心の中で叫ぶ。
結局、起きてしまったことを嘆いていても仕方がないので、早速近所の自転車屋さんに修理を依頼。
翌日、取りに行ったのだが、自転車屋さんいわく「パンクはしていなかったですよ!」とのこと。
おかげで修理代金もかからずに済んだのだが、後輪がぺちゃんこになった原因は分からず仕舞い。
すると突然、自転車屋さんがこんなことを言い出した。
「念のため、虫ゴムだけ代えておきましたよ!」
虫ゴム??
虫ゴムってなんだぁ~~~???
虫ゴムとは・・・
自転車の後輪が2〜3日すると空気がだいぶ抜けるので点検したら、バルブの虫ゴム劣化でした。
— 久乃家 (@hisanoyahonten) 2018年10月13日
虫ゴムを交換して修理完了です。
*\(^o^)/*
(久乃家自転車修理係り) pic.twitter.com/axJmiZEoSg
空気を入れるバルブ部分に使われる部品のようだ。
この“虫ゴム“がタイヤ内の空気の漏れを防いでいるという構造だ。
つまり、タイヤがパンクをしていなくても、この”虫ゴム”が劣化していればそこから空気がもれてしまう。
今回のおいらの自転車もこの虫ゴムの劣化が原因だったのかもしれない。
虫ゴムの名前の由来
虫のように小さいということから、「小さいもの」に「虫」という言葉をつける事があるそうです。
自転車に限らず、バルブコア(バルブの内側に入っているの逆流防止の部品)を虫と呼びます。そこに使うゴムチューブなので虫ゴムと呼びます。
など・・・
そういえば「虫メガネ」の虫の由来にもこんなことが記載されていた。
「虫眼鏡」と言われる由来は大相撲の番付表から来ています。大相撲の番付表をご存知でしょうか?序の口の力士は虫の様な文字である事を。その文字を読むのに 拡大鏡が必要です。その 序の口の力士は拡大鏡がないと読めないということから 拡大鏡を「虫眼鏡」と呼ぶ様になったのです。
要は「ちっちゃくてかわいい」ニュアンスを表す際に使われる言葉なんだと思う。
普段は気にも留めていなかったかが、バルブひとつとっても結構巧妙な仕組みにただただ驚くばかり。
“虫ゴム“は名前とは裏腹に縁の下の力持ちだったというわけだ。
なお、“虫ゴム”の劣化は避けられないので、定期的に点検・交換が必要とのこと。
もう少し、自転車のメンテナンスに気をつけようと心に誓った。